【彷徨える自分の心と向き合う】−9−

皆さん、おはようございます。

 

「完全に崩壊した方が良いんです。過去の自分は。それが本当の懺悔です。大丈夫です。壊れても死ぬことはないですから。よろしいですか。ぜひ壊してください。今までの自分を、完璧に崩壊してください。そうした時に、新しい自分が中から出てきます。」ある時、心に刺さった佐藤先生の講話です。私は一時期エゴがあるからここまで死なずに生き延びて来たと思っていました。知識ではエゴを捨てた方が良いという話は聞くことがあります。これはウソだと思います。エゴがなかったら生きていけないと感じてきました。事実、双極性障害の症状がひどい時は会社や家族からのプレッシャーにはさまれて発狂しそうになった時期がありました。そういうとき生きよう!生きよう!と力付けてくれたのがエゴだと感じるのです。だから、なかなか自我を打ち破れませんでした。ここまでの功労者のエゴを崩壊させるなんてできないと思っていました。真我とエゴは対比されがちですが、佐藤先生の心の三層構造の講話をなんども視聴していくとエゴは一つの生命です。過去の記憶とも言えます。毎日、細胞が入れ替わるようにエゴも変化していくんじゃないかな?と思います。これはあくまでも私の主観です。いろんな解釈があると思います。そうやってエゴをなんども生まれ変わらせて来れたのは真我、本当の自分です。一歩一歩皮をむくようにエゴは進化している気がします。

 

皆さんは、真我の追究の中で、どんな体験、変化を感じていますでしょうか?体験や気づきがあれば、ぜひ、教えてください。 

 

木村一愛