64【彷徨える自分の心と向き合う】

皆さん、おはようございます。私がなぜここまでYSメソッドにお金とエネルギー、時間をかけ続けてきたのか?という話の続きです。

 

ある日、これは入院しかないかな?と思って主治医に電話しました。車を運転することもできず、救急車を呼びました。すると、救急車の中で携帯電話の音が鳴り、元妻の声が聞こえた次の瞬間「ごめんなあ!」と言ってパニックを起こしました。それからはずっと誰彼構わずに「ごめんなさい。」と反射的に答えていました。今思い返せば、ふがいなさに申し訳なさを感じていたのかも知れません。入院直後、元妻が駆け込んできて処方薬を見て止めさせるように
担当医師に怒鳴り込んでいました。元妻は中国人医師だったので、かなりきつい薬を処方されてきたのを診てとったのでしょう。私に必要なのは、薬ではなかったのです。たぶん、愛です。それも家族に理解されたいという愛です。でも、私はどんどん信頼のおける人を遠ざけていました。そして心を閉ざす方向へさらにかじを採り始めます。ますます誰にも理解されない不信感を募らせていきます。当時はYSこころのクリニックはありませんでした。だから全て自力で向き合うしかありませんでした。本当に試行錯誤でした。次回に続きます。

 

皆さんはいかがですか?体験や気づきがあれば、ぜひ、教えてください。

木村一愛