75【彷徨える自分の心と向き合う】

皆さん、おはようございます。

 

73回目、74回目のブログを書いた後、人間関係は相互依存なんだなあと初めて自覚することができました。

 

今までは支配階級と搾取される人々という階級制度が私の人間関係モデルでした。一方的にリーダ的な立場の人が管理される側を指導するものだと思い込んでいたのに気づかされました。ずっとそれが正しい姿だと思い込まされてきた、刷り込まれてきたと。

 

これは父が自衛隊幹部だったから教育指導やしつけが支配的だったという訳ではありません。どちらかというと父親の思考色が強かったことは否めませんが、現実はそれ以上に当時の学校教育や会社環境が一番私に影響を強く与えてきました。つまり、社会背景、環境原因が私の人生を決定づけてきたと言えます。ただ、その根本原因は両親、さらに言えば先祖代々の業、カルマ(行為、行動)の結果、いわゆる原因と結果の法則の通りに人生が展開してきたと感じています。ただ決して加害者と被害者などといったはっきりした区分では説明できません。

 

「ネガティブケイパビリティ」「モヤモヤする力」で今までなんとなく人生が苦しかったとか、佐藤康行先生が編み出した完璧愛ポストというワークで『思い通りの人生だったから苦しかった』と私の中から出た人生の課題、テーマを掘り下げることができそうです。

 

最近感じるのは心や出来事の捉え方を深掘りするのにも、ヨコ(考え方や発想の転換)とタテ(意識の壁を打ち破る)※という進め方があるのに気づかされる出来事がありました。タテというのは佐藤先生がおっしゃっておられる心の三層構造の進め方です。ヨコは顕在意識や深層心理を掘り下げていくという進め方です。ヨコとタテの掘り下げ方によって全く違った人生が展開してきたと実感するようになりました。

 

タテの堀り進め方は常に答えが先に在るという前提で堀進めていくので、ある時パッと心が開ける瞬間が出てきます。これが真我の目覚めと言われるものだと私は考えています。ヨコの堀り進め方はいわゆる問題・ヤミから答え・光を導き出すという手法なので問題解決にキリがなく、本質的な問題解決には行きつけません。

 

私は今までヨコの掘り進め方をしてヤミから抜け出せなかったんだあと気づきました。若い頃からそういう手法が正しいと思い、成功体験を深めていたので、なかなか本質的な解決を見い出せずにいました。せっかくYSメソッドに行きつけたもののそれまでの我流で真我開発をしようとして停滞し続けてきたことに初めて気づいたのです。

 

ここまでブログを書いてさらに気づいたことは佐藤先生が「真我に目覚めるのは双六でいうゴールではなくスタートです。」とおっしゃっていたのを思い出しました。私は「なるほど!そういうことか。」と。

 

初めて真我に目覚めてからもYSメソッドを通して真我開発をし続けてきました。そのたびに私の意識がタテに上昇してきたから今の深い気づきが出てきたんだなあと。

 

だから、今まで失敗し続けてきたと思い自分を責めることが多かったのですが、着実に最高の人生、成果を出してきたんだと自信を深められるようになりました。

 

次回はヨコ(考え方や発想の転換)とタテ(意識の壁を打ち破る)の違いに気づかされる出来事について書こうと思います。

 

佐藤康行著神のメッセージ2「横のブレークスルーと縦のブレークスルー」を参考

 

皆さんはいかがですか?体験や気づきがあれば、ぜひ、教えてください。

 

木村一愛